春夏のメンズファッション、足元の定番といえばやはりローファーかと思います。
私も好んで良く履いていまして、今は2足を使い回しています。
ひとつはすでにこのブログでも書いたG.H. BASSのコインローファー。
そして、もう1足が今回取り上げるJOSEPH CHEANEY(ジョセフ・チーニー)のタッセル・ローファーです。
JOSEPH CHEANEY(ジョセフ・チーニー)とは
ジョセフ・チーニーにより、1886年創業の英国を代表するシューズ・ブランド。
グットイヤー・ウェルト・シューズの生産地として知られるイギリス・ノーザンプトンのデスパラーに工場を構え、現在も変わらずデスパラーの工場で生産されています。
また、職人気質なファクトリーブランドの多いレザーシューズブランドとしては、トレンドを取り込んだ要素も人気の理由のひとつになっています。
タッセル・ローファーについて
ローファーの種類は大きく
- コイン・ローファー (ペニーローファー)
- ビット・ローファー
- タッセル・ローファー
の3つに分類できます。
タッセルとは、ヨーロッパでカーテンや衣装などの装飾に用いられた”房飾り”で、それを靴に転用したのが始まりだそうです。
元々はシューレースのある紐靴に使用されていたタッセル付きのシューズを、紐のないローファーに初めて使用したのは、アメリカのALDEN(オールデン)。
その後、BROOKS BROTHERS(ブルックス・ブラザーズ)が発売したタッセル・ローファーの大ヒットにより、”ビジネスシーンでも使えるローファー”として認知が広まったという歴史があります。
ローファーの魅了
何より、紐のないスリップオン型の履きやすさが最大の魅力だと思います。
”履きやすいレザーシューズ”と言い換えることもできると思いますが、ついつい楽チンなスニーカーを履きがちになる中で、無理なくドレス要素のあるレザーシューズを取り入れられるというのは、とても重宝します。
また、履き口が浅く軽やかな印象も出るので、春夏には特に使い回しもしやすいです。
紐無しという革靴としてはカジュアルなローファーですが、レザー素材であることでビジネス・ドレス要素は保たれ、ほぼどんなファッションにも相性が良いとも言えると思います。
愛用品紹介(ジョセフ・チーニー/ハリー)
チーニーのHARRY(ハリー)というモデル。
2年ほど前に新品購入をしたもので、価格は7万円強くらいだったと思います。
同ブランドの定番的なモデルに比べ、トゥや踵が細身にシェイプされているのが特徴で、その分ドレスライクな印象が強まっている印象があります。
コバのハリ出しも少なめかと思います。
素材はアッパー、ソール共に牛革で、特にアッパーの艶・質感が気に入って購入しました。
履いてみるとこんな感じ。
リーバイスのヴィンテージ・クロージングの501リジット・デニムを合わせています。
タッセル・ローファーだとより小綺麗な雰囲気があるので、ジーンズだと収まりが良いかなと思って一番良く合わせている組み合わせです。
これだったら上がTシャツでもアリな範囲かなぁとも思いますしね。
レザーソールなので、長距離歩くような時はなかなか履けないので、移動の少ない日をメインに履いている感じです。
それなりの値段はするので、(自分には)気軽には買えませんが、長く大切に履いて行ければなぁと思えるお気に入りの一足です。
ちなみに、Instagramでは毎日コーディネートをアップしているので、そちらも合わせてチェックいただけると嬉しいです。
それでは◎