説明不要の永遠のスタンダード、Converse(コンバース)のオールスターのご紹介を今日は。
このブログでは、13足目の靴紹介にしてようやくのコンバースとなります。
で、説明が不要なのに「一体何を紹介するんだ!」という話でもありますが、改めてその魅力や使いやすさを噛み締めてみようと思いまして。笑
手に入れやすく価格もお手頃、という身近さはもちろんですが、アラサーアラフォーにもなると、なかなかスニーカー単体のデザインでオシャレを楽しむというのも難しくなってくる中で、非常に大人のスタイリングに落とし込みやすい点に、近年は強い魅力を感じています。
というわけで、今回も実際に着用したコーディネートと合わせてご紹介していきますので、どうぞ最後までおつきあいくださいませ。
【目次】
Converse(コンバース)オールスターについて
1908年に米国マサチューセッツ州モールデンでマーキス・M・コンバースによって創業されたシューズブランド「コンバース」。
雨や雪の中でも作業できるラバーシューズの製造が開始され、瞬く間に地域を代表する企業へと成長を果たしました。
1918年にバスケットボール専用のシューズとして開発されたのが「キャンバス オールスター」でした。
現在に至るまで、そのデザインはほとんど変わらずに生産されています。
当時のスタープレイヤーだったチャールズ・H・テイラーは、その品質に惚れ込み、引退後に至るまで、オールスターのバスケットシューズとしての魅力を伝え続け、製品の改良にも関わるようになります。
その功績を讃え、1946年にはアンクルパッチに彼の名前が刻まれる事となり、「チャックテイラー」は世界最初のバスケットボールシューズのシグニチャーモデルとなりました。
オールスターの象徴的なデザインとなるこのアンクルパッチは、摩擦の大きいくるぶし部分の生地を保護するためのものとして1925年に始まり、1928年より、現在まで続くスターマークが採用されています。
1957年にはキャンバスオールスターのOX(ローカット)の製造が開始され、1960年代当時はバスケットボールシューズ市場において8割以上のシェアを持っていたそうです。
2003年にコンバース社がナイキ社に買収された事により、現在日本国内で購入できるオールスターは伊藤忠商事傘下の独自のモデルとして製造・販売が行われています。
その為、人気の高いチャックテイラーモデルを復刻したCT70を日本国内で正規流通を行うことはできず、日本においては通常の廉価なモデルと差別化をするには、日本製やアディクトラインで代用する形になってしまいます。
愛用商品について(BIGLOGO SLIP ON OX、CANVASハイカット)
それこそ10代、20代前半の頃には何足も履きつぶして買い直してきましたが、現在所有しているオールスターは2016年に発売されたビッグロゴシリーズのスリップオンタイプと、通常の廉価なラインのハイカットの2足のみになります。
こちらはビッグロゴシリーズのもので、イエローをチョイスしています。
タンの部分と、この写真では見えませんが外側のアウトソールに大きく"ALL STAR"の文字が印刷されているのが特徴です。
ソールやインソールは、通常のモデルよりもクッション性が高められていて、より履き心地の良いものになっています。
もう一足はこちらの通常の廉価なモデルで、カラーはレッドを選んでいます。
10年以上前に買ったので、そろそろ買い換えようと思いつつも、良い具合に擦れや黄ばみが出ていて逆に良い味を感じてしまっているので、まだまだ履いていこうと思っています。笑
何故2足とも色の強い派手なカラーを選んでいるかというと、黒や白などはオールスターではなく、いつもジャックパーセルの方で買ってしまっているからでして、なんとなくの自分の区別として、派手な色を足元に使いたい時にはオールスターを買うような習慣にいつの間にかなっていました。笑
着用コーデ(コンバース オールスター)
ハイカットRED
ここからは、愛用中の2足のオールスターを使ったそれぞれ2つずつのコーディネート写真を。
まずはハイカットのレッドから。
ユナイテッドアローズのダウンジャケットに、ユニクロのタートル、RED KAPのワークパンツに合わせたスタイリングです。
色の近いブラウンをパンツで使っているので、真っ赤な足元でも悪目立ちはせずにしっくりと差し色になってくれています。
デザイン的にも、ボリュームのあるハイテク系のスニーカーだと子供っぽくなってしまいがちですが、オールスターであればそういった違和感もほとんど感じないと思います。
続いては、ユニクロのワークシャツにデニムジャケットをインナー使いしたスタイリングです。
こちらもやはり、ブラウン系を多く使っているので、収まり良く赤が使えます。
アメカジ的な見方をしても、デニムのインディゴと赤は相性が良いので、真っ赤な足元でもバランスは取れているのかなぁと。
この写真でも分かるくらいにつま先の白が黄ばんでいますが、このくらい履き込んでいるからコーディネートに馴染みやすいというのもあるとは思います。
私の場合は特にUSA製に強いこだわりはないので、廉価な通常モデルを買うことが多いのですが、微妙な雰囲気の違いが気にはなったりするので、買ったらすぐに洗ったり、天日干しをしたりして、少しでも履き込んだ雰囲気が出るようにと涙ぐましい努力をしたりはしています。(どの程度効果があるのかはなんとも言えないですけど。笑)
ビッグロゴ スリップオン イエロー
こちらもRED KAPのブラウンのパンツと合わせて。
トップスはユニクロのレディース3XLのワッフルパーカーで同系色でまとめています。
やはりいずれもイエローに使い色なので、足元が差し色になりつつも、バランスとしてはまとまりがあるスタイリングになっているかと思います。
今度はアンダーカバーのミリタリー調のブラウンのワークパンツと合わせたスタイリングです。
トップスはユニクロの2XLのスウェットパーカーに、インナーにバーバリアンのラガーシャツを入れています。
これも色使いとしては一つ目に近いですね。
ビッグロゴのモデルの方が、プリントやシューレースが無い店などでカジュアル度が強まりますが、それでもハイテク系スニーカーに比べると落ち着いた印象はあるかと思います。
最後に(まとめ)
私の手持ちのオールスターがどちらも派手な色のものだったので、スタイリングとしては近い色の服に合わせる形ばかりにはなりましたが、こんな感じでワントーン気味だったりの時に差し色的に使うのが使いやすいかなぁと思っています。
トレンド的にも強い色が戻っているようですし、特にイエローはトレンドカラーでもあるので、価格的にも面積的にもオールスターはちょうど良いかもしれないですね。
また追って今度は、ジャックパーセルは白と黒の2足があるので、地味な色味の方はそちらでご紹介できればと思います。(コーディネート上は全くオールスターと違いはないと思っていますので。)
とは言え、近年の個人的な気分は、オールスターはハイカットを使いたくなっているので、グレーやベージュ系のハイカットを次は買おうかなと考えています◎
ちなみに、Instagramでは毎日コーディネートをアップしているので、そちらも合わせてチェックいただけると嬉しいです。
それではまた◎
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