ヴィンテージや古着というと、清潔感や上品さに欠けるイメージをお持ちの方もいらっしゃるかと思いますが、今回はそういった方にもおすすめできるライトアウターをご紹介していきたいと思います。
昨今、人気の加熱しているユーロヴィンテージ/ヨーロッパ古着の代表的なアイテムの一つとなる、ショップコート/アトリエコートです。
いわゆるワークコートの一種となりますが、デザイン的にはステンカラーコートに近く、バサッと羽織ってもサマになりやすい使い勝手の良いアイテムなので、普段は古着をあまり好んで着ない方でも取り入れやすいはずです。
ショップコート(アトリエコート)について
(ユナイテッドアスレワークス) United Works Athle T/C エンジニア コート
1930年代に作業員用のユニフォームとして誕生したと言われているワークコートで、軍の技術者が着用した事からエンジニアコートと呼ばれ、その後にデニムショップ店員の制服として普及した事からショップコートとも呼ばれるようになりました。
また、フランスではシャンブレー地を用いた同型のコートが、アトリエコートとしてフレンチヴィンテージの定番アイテムとして人気も高まっています。
(ショップコートとアトリエコートの厳密な違いは把握しきっていないもので、ちょっとニュアンスが違うかもしれません。汗)
価格もフレンチヴィンテージのブラックシャンブレーでも3万円前後、ユーロショップコートであれば1万円代で状態の良いものが購入できると思いますので、ヴィンテージと言っても比較的安価で手に入るアイテムと言って良いかと思います。
上記写真のユナイテッドアスレのものであれば5000円あればお釣りがきますし、セレクトショップのオリジナルなど、現行品として様々なメーカーからも販売されています。
ワークジャケットやカバーオールをベースにしたデザインが特徴。基本的には大きなパッチポケットを備えたユーティリティ性の高いものが主流
愛用品と着用コーディネート
私が愛用しているのは今年の春に買ったもので、スナップボタン型の比較的最近(おそらく90年代?)のショップコートになります。
コンディションはデッドストックに近い綺麗な状態で、価格は1万円ほどでした。
今回は着用スタイリングを3つ、ご紹介していきます。
まず最初はこんな感じ。
MHLのボーダーTに、リーバイス501ブラック、英国製ドクターマーチン3ホールを使ったモノトーン調でまとめてみました。
流石にビジネスシーンで着られるような事は無いですが、着用シーズンの被るカバーオールやシャツジャケットなどと比べると随分上品な印象はあるかと思います。
また、私の物はスナップボタンになっているので、よりカジュアルな印象にはなっています。
2つ目はこんな感じ。
ビューティーアンドユースのオンブレシャツに、アンダーカバーのワークパンツを合わせたスタイリングで。こちらはグレートーンでまとめた形になります。
膝上ほどの着丈はありますが、薄手の生地なので重くなりすぎずに軽やかに羽織る事が出来、適度な上品さを加えられるので春や秋には重宝します。
最後はよりカジュアルに振り切ってこんな感じで。
DechoのデニムキャスケットにLeeのデニムオーバーオールを合わせたワークスタイルで。
カバーオールでもゴリゴリのアメカジスタイルとして成立しますが、ショップコートに変えるだけでやはり随分印象は大人っぽいものに変わります。
ここに挙げた3つのスタイリングは古着寄りのものになりますが、普通にユニクロや無印良品のようなシンプルなアイテムを使ったスタイリングに使う方が、より簡単にアクセントとして効いて見えるかもしれません。
最後に(まとめ)
そんな感じで今回は、ユーロヴィンテージ定番のショップコートをご紹介してみました。
古着好きの方にとっては言わずもがなな定番アイテムではありますが、価格も手頃でヴィンテージの雰囲気も楽しめるアイテムなので、ユニクロユーなどユニクロのコラボラインなどを中心に洋服を買われている方に特に一度試して頂きたいアイテムです◎
ちなみに、Instagramでは毎日コーディネートをアップしているので、そちらも合わせてチェックいただけると嬉しいです。
それではまた◎
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