Tiny Style Salon

定番ブランドや古着を中心に、30代40代の大人のメンズファッションに使えるアイテムの紹介、スタイルの提案をしていきます。

デニムジャケットをインナー使いした着まわし指南【1週間コーデ】

冬の着こなし・着まわしの一つとして、アウター的なイメージの強いアイテムのインナー使いというものがあります。

 

以前このブログでも、カーディガンをアウター使いしてライダースジャケットやジージャンをインナー使いするというスタイリングについて記事を書きました。

今回は、デニムジャケットにフォーカスをして、ジージャンタイプの物から、カバーオール、デニムパーカーと複数のタイプのデニムジャケットを使ったスタイリングを1週間コーデ形式でご紹介していきたいと思います。

 

今回もどうぞ最後までお付き合い頂けますと幸いです◎

 

 

デニムジャケットをインナー使いした1週間コーデ

DAY1(古着のジージャンにバブアーを使って)

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※記事中のアイテム名リンクは、過去にこのブログで紹介した際のページリンクになります

まず最初は、リーバイスのジージャンタイプの物を使ったスタイリングから。

 

90年代あたりのBarbour(バブアー)GAMEFAIRのインナーとしてデニムジャケットを入れて、古着の派手色なセーターを合わせています。パンツはユニクロUのカラージーンズ、足元はブランドストーンのサイドゴアブーツを使いました。

 

上半身に使っているアイテムがいずれも、色落ちをして掠れていて表情があったり派手色のセータをーを使ったりしているので、下半身は新品で購入した綺麗な物を選び、色味もあえてのっぺりとさせて全身がうるさくならないようにまとめました。

 

基本的に、デニムジャケットをインナー使いするスタイリングは、かなりイージーにそれっぽく見せる事が出来て、どなたでも取り入れやすいとは思っていますが、色落ちのある物の場合は少しデニムの主張が強く見えたり、カジュアル過ぎて見えたりはあるかと思いますので、リジッドなど色落ちの無い物よりは全体の気遣いが必要かなとも思っています。

 

DAY2(デニムオンデニムにミリタリーコートを使って)

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こちらも同じく古着のリーバイスのデニムジャケットを使いつつ、桃太郎ジーンズのパンツを合わせたデニムオンデニムスタイルに、Beauty&Youthで購入をしたM65タイプのコートを羽織りました。

 

色落ちのあるデニムのセットアップにミリタリージャケットを使っているので、セーターやストールなどのウール製品やブラウンカラーのタッセルローファーなど、上品さを加えるアイテムを使いつつ、色味もインディゴブルーとオリーブカラー以外は、ベージュ〜ブラウントーンでまとめる事で、カジュアル過ぎないようにバランスを取りました。

 

DAY3(リジッドのジージャンにM65フィールドジャケットで)

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今度は古着ではなく、MUJI LABOで購入したリジッドデニムのジージャンを使ったスタイリングです。

アウターにはM65フィールドジャケットを使って、インナーにはインディゴ染めのリバースウィーブと、同じくインディゴ染めの鎌倉シャツを合わせて、見えにくいですがタイドアップもしています。

パンツは90年代のJos A Bankのウールスラックスを、足元はクラークスのドレスシューズを合わせました。

 

M65にジージャンを入れてスラックスを合わせるようなスタイリングは、割と洋服が好きな層の中では一般的になってきているかと思いますので、この日はそこからちょっと外したくてインディゴ染めのスウェットやシャツで遊びを入れました。

清潔感や大人っぽさを担保しやすいのは、やはり色落ちの少ないデニムになるかと思いますし、リジッドであればそれほどカジュアル過ぎた見栄えにはならないかと思うので、取り入れやすさは圧倒的にリジッドかなと思います。

 

DAY4(ブラックデニムジャケットとユーロショップコートで)

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今度はブラックデニムのジージャンを使って、ユーロヴィンテージのショップコートのインナーとして使いました。

インナーには見えにくいですが、ユニクロUのコーデュロイスタンドカラーシャツを入れて、インスタの方でご提供いただいたRAIZOさんという国内ブランドのカーゴパンツを合わせています。足元にはアディダスオリジナルスのスーパースター80sを。

 

なんとなくではありますが、フランスの古着スタイルみたいな物をイメージして組んだスタイリングで、カジュアル色の強いアイテムを多く使っていますが、襟のあるアイテムやハイネックのように見えるスタンドカラーシャツ、タックインするなどで一定の大人っぽさは担保できているかなと思っています。

 

DAY5(ブラックデニムのセットアップとバブアーで)

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今度はブラックデニムのセットアップにバブアーを合わせたスタイリングで。

何度かこのブログで書いていますが、ブラックとブラウンは非常に相性が良く、個人的な好みとしてもブラックのみやモノトーンスタイルはあまり好みでは無いので(着ていて退屈な感じがしてしまってあまりテンションが上がらないと言いますか...。)、ブラウンのタッセルローファーを足元に使っています。

 

ニットキャップはバブアーの色と合わせつつ、襟の色はシューズと合わせているので、全体のトーンは落ち着きつつまとまっているかなと思っています。

 

DAY6(カバーオールをミリタリーパーカーと合わせて)

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先ほども使ったM65タイプのミリタリージャケットのインナーに、Orslow(オアスロウ)のカバーオールを使いました。更にインナーにはタウンクラフトのシャツ、パンツはリーバイス501ブラックを合わせて、足元はドクターマーチンのブラウンカラーのブーツを使っています。

 

かなりアメカジテイストなアイテムばかりを使っている、どカジュアルなスタイリングなので、一歩間違えると(間違えなくても?)オシャレとかではなく、単にアメカジ大好きなおじさんのように見えてしまうので、万人ウケや女性ウケを狙う際にはオススメはしないスタイリングです。苦笑

 

とはいえ、個人的にはカジュアルに振り切ったスタイリングは大好きなので、同じくお好きな方は個性としてこういったスタイリングはとても良いと思いますし、一応このスタイリングの場合であれば、カバーオールの襟の処理や、あえてインディゴのカバーオールに対してブラックジーンズを合わせたり、ブーツをパンツのブラックには合わせずにブラウンを使うなどをして、外しと言いますかこなれ感と言いますか、意図的に違和感となるようなポイントを作ってみたりしています。

 

DAY7(デニムパーカーをオーバーサイズのバルカラーコートと合わせて)

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こちらもインスタの方でご提供いただいたBIGBILLのオーバーサイズのバルカラーコートに、Sunny & Co.のデニムパーカーをインナー使いしたスタイリングとなります。

ユニクロのレディース3XLのボーダーカットソーに、バリーブリッケンのチノパン、足元にはZDAのクライマーを合わせました。

 

全体をホワイト〜ベージュトーンでまとめているので、のっぺりとメリハリの無い印象にならないポイントとして、赤いボーダーとインディゴブルーのパーカーを効かせようと使いました。

 

おまけのDAY8(デニムパーカーにリネンカバーオールで)

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1週間と言いつつ、はみ出して8つめのスタイリングを。苦笑

こちらもデニムパーカーを使っていますが、今度はエディバウアーのリネンワークジャケットを合わせて、ラルフローレンのツープリーツチノイタリア軍のセーラーシューズを使って組んだスタリングです。

 

デニムパーカーのボタンをこちらは留めて使っていますが、デニムジャケットをインナー使いする際にはボタンを留めるとより、違和感として印象につきやすくなりポイントになりやすくなるかと思います。

もちろん、単に違和感があるだけでは良い着こなしとは思ってもらいにくいと思いますので、色やサイズ感、各アイテムのテイストなどで統一感を作る必要はあります。

この場合にはデザインのうるさいアイテムを使わずに、色味もネイビーやグレーなどで落ち着かせることで対処しました。

※ちなみにこちらのデニムパーカー、現在私の方からブラックデニムで別注をかけて鋭意制作中でして、5月くらいには販売開始できるかと思いますので、その際にはぜひチェック頂けますと嬉しいです◎

 

最後に(まとめ)

そんな感じで、今回はジージャン、カバーオール、パーカーと、デニムジャケットをインナーとして使ったスタイリングを8つご紹介してみました。

これまでは、こういったスタイリングをされる方がかなり少なかったので、うまくスタイリングが作れればかなり上級者っぽく見せやすかった気もしていますが、近年ではそう珍しい着こなしではなくなっているので、差別化としては弱くなった反面、浸透してきた分チャレンジはかなりしやすいタイミングかと思いますので、ぜひ取り入れてみていただければと思います◎

 

ちなみに、インスタグラムでは毎日コーディネートをアップしているので、そちらも合わせてチェックいただけると嬉しいです。(別注やオリジナルアイテム製作へのご意見もストーリーズで随時お伺いさせていただいています◎)

 

それではまた◎

    

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