Tiny Style Salon

定番ブランドや古着を中心に、30代40代の大人のメンズファッションに使えるアイテムの紹介、スタイルの提案をしていきます。

一工夫でこなれ感を作るMA-1コーデ

ンズ、レディース問わず、カジュアルファッションの定番アイテムとしてすっかり浸透しきっているフライトジャケット『MA-1』。

 

トレンドにも度々立ち上がり、昨年などは特に人気の高いシーズンとなっていましたが、そんなトレンドに振り回される事なく毎年使い続ける事の出来るアイテムですので、今回はそんなMA-1を使ったスタイリングをご紹介していければと思います。

 

いわゆるハマダー的なアメカジについては、"ファッション"というより"スタイル"なのでここでは触れず、この記事ではファッション的アプローチのスタイリングをご紹介していきますので、今回もどうぞ最後までお付き合いくださいませ◎

 

 

MA-1について

アメリカ軍のフライトジャケット、または防寒用ジャンパーとして採用されていたナイロン製のブルゾンで、ファッションアイテムとして日本においては1980年代より親しまれています。

軍用機の多くがプロペラ機からジェット機に移行するに従って飛行高度も高くなり、フライトジャケットに付着した水分が氷結して乗組員の活動の妨げになることがわかったため、それまでの革製フライトジャケットではなくナイロン製のフライトジャケットが考案された。1950年代初頭に、先行するB-15型フライトジャケットの後継としてアメリカ空軍が開発したのが、このMA-1型フライトジャケット(ボマージャケット)である。

Wikipediaより引用

ミリタリーウェアとしての導入の背景は上記のような理由によるものとなり、短丈で扱いやすい上、防寒性にも優れている点が特徴的です。

 

着用コーディネート(5点)

現在愛用しているMA-1は、いわゆるオリジナルのものではなく、Beauty & Youthの製品で7,8年前に購入したものとなります。

カラーはうっすらネイビーがかったブラックで、裏地はネイビーカラーの落ち着いたトーンでファッション衣料として扱いやすく作られています。

 

冒頭にも書いた通り、この記事ではファッション的アプローチのスタイリングをご紹介していきます。

まず一つ目はこんな感じで。

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インナーにオリーブカラーのボーイスカウトシャツを入れて、同じくオリーブカラーのカーゴパンツと合わせ、シャツはタックインしています。

ニットキャップはセントジェームス、足元はアディダスオリジナルスのスーパースター80sを使いました。

インナーやパンツもMA-1同様にミリタリーテイストを感じさせるものですが、サバゲー野郎にならないように、タックインやシャツの襟を大きく出したり、スニーカーを合わせる事でバランスを取っています。

 

二つ目はこんな感じ。

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ユニクロのハーフジップセーターに、ラルフローレンのオックスフォードBDシャツを入れて、桃太郎ジーンズのデニムパンツを合わせました。

足元はEngland製ドクターマーチン3ホールで、MA-1の色や光沢感を拾うようなイメージで使いました。

アメリカのファッションの影響の強い日本において、MA-1にジーンズという組み合わせ自体は非常に多く見かけますが、その分、オシャレだと目を引くようなスタイリングにはなりにくい、ある意味難しい組み合わせかと思います。

その解消方法として、ハーフジップセーターの襟を立たせ、更にそのインナーにBDシャツを入れる事で、ネック周りにポイントを作りつつ清潔感を加えました。

 

3つ目はシンプルにこんな感じで。

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インナーにはユニクロ+Jのボーダーセーターを入れて、同じくグレーカラーのウールパンツを合わせています。

非常にシンプルなモノトーンスタイリングなので、今回ご紹介する中でも特に再現性の高い簡単な着こなし方かと思います。

ポイント的には、ニットやウールパンツ、レザーシューズなどで、MA-1の強いカジュアル要素をぼかすようなアイテム選びをする点です。

 

4つ目は少しインパクトのあるインナーを使って。

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ブラウントーンのパッチワークシャツに、RED KAPのワークパンツを使ってブラックとブラウンのコンビ的な配色にしています。

使用アイテム自体はいずれもかなりカジュアル寄りになりますが、その中でもそれぞれ光沢感の強めの物を使ったり、ブラウントーンを使う事で大人っぽさや清潔感はある程度担保されているかなと思っています。

加えていうと、ブラウンとブラックの2色でスタイリングを作ると、かなりイージーにそれっぽいこなれ感が出るので、個人的には非常にオススメです◎

 

最後の5つ目は3つ目と並んで再現性の高そうなスタイリングで。

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オーバーサイズのスウェットパーカーにタートルネックをレイヤードして、パンツは写真だとブラックに見えますが3つ目と同じグレーのウールパンツを使っています。

MA-1にスウェットパーカーという合わせ方も一般に非常に良く見る合わせ方なので、差別化した着こなしを作るのにはひと手間必要かと思いますが、ここではインナーにタートルネックを入れる事や、ウールパンツやベレー帽を使う事で、単におじさんのお散歩着っぽく見えないように配慮しました。笑

最後に(まとめ)

そんな感じで今回はMA-1を使ったスタリングをご紹介してみました。

ファッションに強い関心のない層にまで定番として浸透しているが故に、ひと工夫が必要なアイテムかと思いますので、何かしらのご参考になっていただけたらとても嬉しいです。

 

ちなみに、Instagramでは毎日コーディネートをアップしているので、そちらも合わせてチェックいただけると嬉しいです。

 

それではまた◎

 

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