ミリタリーやワークアイテムとして定番でもあり、周期的にトレンドアイテムとして何度となく浮上もするオーバーオール/サロペット。
私の場合は無意識的にトレンドが自分の気分に反映される事はあっても、トレンドを気にしてスタイリングや買う物が変わる事はないのですが(流行り過ぎていて気分が萎えて着なくなる事は多いですが)、ここ1、2年くらいはオーバーオールが着たい気分でして、頻繁に愛用しています。
これまでに、Leeのデニムオーバーオールとチェコ軍のオーバーオールをご紹介していますが、今回はLybro by Nigel Cabourn(ライブロ・バイ・ナイジェル・ケーボン)のオーバーオールをご紹介したいと思います。
↓過去のオーバーオールの記事はこちら↓
Lybro by Nigel Cabournについて
世界的ヴィンテージ・ウェアのコレクターであり、その知識をベースに自身のブランドも展開するNigel Cabourn(ナイジェル・ケーボン)。
そのナイジェル・ケーボンが2015年に立ち上げたラインが「Lybro by Nigel Cabourn」です。
このLybroは、全く新たに作られたブランドではなく、元々は1927年にイギリスで生まれたワークウェア・ブランドでしたが、その後ブランドは無くなっていました。
その事を知ったナイジェル・ケーボンは、同ブランドへの思い入れもあり商標権を獲得。
いわゆるリブランディングする形で、Lybroを復活させる事になりました。
愛用アイテムについて
現在愛用しているLybro by Nigel Cabournのオーバーオールがこちら。
ガーメントダイ(縫製後に染色)によるオフホワイトカラーのもので、フロントに長く走ったジッパーと大きなフラップポケットが特徴的なモデルです。
サイドにはウエストサイズ調整用のストラップや、垂直にサイドにも大きなフラップポケットがついています。
バックポケットは無く、右側にはミルスペックのようなタグがワンポイント的に付いています。
身長181cm、72kgでサイズは50サイズを選んでいます。
かなりゆったりとしたシルエットなので、ミリタリー物などで幅の太いパンツを見慣れていない方には、「マジかよ!?」というくらいの太さかもしれません。汗
私はオフホワイトを選びましたが、他にもオリーブ/ネイビー/グリーンとカラー展開されていて、どのカラーもガーメントダイならではの絶妙なニュアンスのあって甲乙付け難い魅力があります。
価格については、私は運良く(?)新品で2万円弱ほどで買ったのですが、3万円〜3万5千円円くらいだったかと思います。
着用感やコーディネート写真
まだ買ってから1ヶ月も経っていませんが、とても気に入ったので、私にしてはかなりハイペースで週に2回近く履いているかもしれません。
まず着用感としては、しっとりとしたコットン素材で柔らかく肌触りがとても良く、デニムのような厚みや硬さはないので動きやすくストレスなく履き続けていられます。
加えて4つの大きなフラップポケットの使い勝手も良く、スマホや財布、イヤホンケースなどちょっとした外出で持ち歩きそうなものは全て収納できるので、カバン要らずで出歩けるのも嬉しいポイント。
また、これはオーバーオール全体に言える事ですが、ワークウェアなので汚れやシワ、ダメージを気にせずにガシガシ着れますし、ベルトを使わずに履けるのも面倒くさがりな私には最適と言えます。苦笑
肝心なファッションアイテムとしての良し悪しについては、スタイリング写真と併せて今回は4,5パターンほど、ご紹介していきます。
一つめはこんな感じ。
ラッセルの水色のロングスリーブTシャツに、足元はジャックパーセルで。
無地のロンTにコンバースという極めてベーシックなアイテムしか合わせていませんが、オーバーオールの存在感だけで随分とこなれた印象になってくれます。
二つめはこちら。
※記事中の商品名のリンクは過去に紹介した時の記事リンクになっています。
CA4LAの中折れのウールハットに、UNIQLOレディース3XLのパネルボーダーT、足元はドクターマーチンのワークブーツで。
パープル周辺の色とホワイトのツートーンスタイリングという感じでまとめてみました。
先ほどはスニーカーでしたが、ブーツは更に相性良く合わせやすいです。
三つめはこんな感じで。
古着のベースボールシャツに、ブランドアンバサダーをやらせて頂いているBranchWorksのオレンジ×オフホワイトの7分袖カットソーをレイヤードしています。
足元はKeenのサンダルであざとくオレンジを拾っていますが、この日は靴下を履くのが面倒だったもので、ご容赦ください。汗
ベースボールシャツにカットソーとオーバーオールのレイヤードという、ナイジェル・ケーボン氏憧れスタイリングになっていますが、まだまだ私ごときの若輩では氏のような味わいは出せませんね。苦笑
最後は先日このブログでも書いたホテルタビノスでの宿泊旅の時の小旅行スタイルを。
ルーマニア軍のスリーピングシャツに、リーボックのビートニックを合わせています。
ミリタリー的なオリーブカラーのアイテムとは相性抜群です◎
パンツも太さがあるので、こういったボテッとしたサンダルやスニーカーでも収まってくれます。(ちょっと可愛い感じにはなりますが)
グレーボディのコーチェラフェスのプリントTシャツを入れた簡単なスタイリングですが、やり過ぎず自然な範囲の特徴を持ったオーバーオールなので、変にあれこれレイヤードや色数を使わず、Tシャツやカットソー1枚だけで合わせるくらいがベターではあるかもしれませんね。(秋冬は私はガンガンにレイヤードすると思いますけど。)
最後に(まとめ)
そんな感じで、今回は目下お気に入り中の、Lybro by Nigel Cabournのオーバーオールをご紹介してみました。
「似合わなそう」「難しそう」といったイメージを持たれやすいオーバーオールですが、ライブロのものはしっかりとデザインされたアイテムなので、ヴィンテージの物と比べると随分扱いやすいと思いますし、むしろ「着るだけでなんとなる」くらいに汎用性の高い商品とさえ思いますので、気になった方は一度ショップで試着なりチャレンジをしてみてください。
ちなみに、Instagramでは毎日コーディネートをアップしているので、そちらも合わせてチェックいただけると嬉しいです。
(このオーバーオールの他のスタイリングも随時アップしていますので。)
それではまた◎
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