数あるデニムアイテムの中でも、私が特に好んで着ているのがカバーオールです。
ジージャン(トラッカージャケット)に比べ、大人っぽいスタイリングが組みやすく、着丈の長さなどもあり何も考えずに羽織ってもサマになりやすい使い勝手の良さが魅力だと思います。
少し前に、1940〜50年代の物と思しき長年愛用しているLeeの91-Jをご紹介しましたが、今回はorSlow(オアスロウ)のカバーオールをいつものように着用コーデを交えてご紹介していきます。
orSlow(オアスロウ)について
2005年に設立された日本のファッションブランドで、デニムウェアを中心に、ワークやミリタリーにインスパイアされたデザインで高い人気を集めています。
当時の生地感や縫製を再現するため、ヴィンテージのマシンが使用されるなど、ディテールに到るまで強いこだわりが込められたアイテムが豊富にラインナップされています。
また、製品は全てジャパンメイドとなるのも特徴の一つと言えます。
orSlow公式サイト:http://orslow.jp/
愛用商品(orSlow 40's COVER ALL)
愛用している商品は、こちらのカバーオール。
ワンウォッシュされたタイプになっています。
1940年代の第二次世界大戦時のカバーオールからインスピレーションを受けて作られたモデルとなっています。
月桂樹タイプのドーナッツボタンや、懐中時計をつなぐチェーン用のボタンホール、ネップ(白い筋)の混じったデニム生地など、当時のディテールを落とし込んだヴィンテージライクなアイテムに仕上がっています。
購入したのは3年程前で、サイズはLサイズ、価格は3万円弱程度でした。
着用感やコーディネート
ここからは、orSlow 40'sカバーオールを使ったスタイリングを3つほど。
インナーにスウェットパーカーを入れた、定番的なスタイリングです。
身長181cm、体重74kgでLサイズを着ていますが、中にスウェットを入れても問題なく着れますね。
バランス的には、一般的なカバーオールに比べ、肩や身幅はやや広めで、着丈は短めな印象です。
こちらはちょっとドレスアップした感じで、リネンのベストとデニムシャツを合わせてみました。
懐中時計用に2つ並んだボタンホールがいい味出してくれています。笑
特にインディゴが濃く残った状態であれば、こういったベストやシャツを使ったり、タイドアップしてみてもスタイリングしやすいと思います。
最後はマフラーに太めのコーデュロイパンツを合わせたスタイリング。
カジュアルな印象を少し抑えるため、ボルサリーノのハットでバランスを取ってみました。
ちなみに、そこまで着用頻度は多くないので購入後まだ一度も洗濯はしていませんが、ワンウォッシュされた商品なので、水を通しても縮んだり大幅に色落ちしたりはしないかと思います。
最後に(まとめ)
というわけで、今回はorSlowのカバーオールをご紹介させていただきました。
私のようにヴィンテージに特に強いこだわりがないようであれば、3万円弱でここまでしっかりとこだわった物が新品で買えるので、一から育てて楽しむのもとてもおすすめです。
冒頭にも少し書いていますが、ジージャンはサイズ感も難しく、カッコよくスタイリングするのが少し難しいと個人的には思うので、デニムをデイリーにガンガン着まわしたいという場合には、カバーオールの方が使いやすいとも思います。大人っぽさも出しやすいですしね。
それではまた◎
※読者登録やコメント、インスタやTwitterのフォローなど、励みになりますのでぜひお願いします◎