Tiny Style Salon

定番ブランドや古着を中心に、30代40代の大人のメンズファッションに使えるアイテムの紹介、スタイルの提案をしていきます。

愛すべきメンズファッション大定番、SAINT JAMES(セントジェームス)のウェッソンを着用レビュー【ボーダーバスクシャツ】

夏以外は通年大活躍のカットソーとして、私を含め多くの方が愛用しているであろうバスクシャツ。

 

以前一度、ORCIVAL(オーシバル)のパネルボーダーのバスクシャツをご紹介したことはありましたが、今回はSAINT JAMES(セントジェームス)の定番バスクシャツであるOUESSANT(ウェッソン)を取り上げていきたいと思います。

 

 

SAINT JAMES(セントジェームス)について

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SAINT JAMES公式サイトより

フランス北部のノルマンディー地方で1889年に創業。

創業当初は、漁師や船乗りの仕事着としてバスクシャツやセーターの生産を行いますが、その後そのデザインや素材感などが評価され、カジュアルウェアとして広く親しまれる事に。

 

現在でもファッション衣料として世界中で愛好され続け、過去にはパブロ・ピカソやアンディ・ウォーホルが愛用していた事も有名です。

また、現在もフランス製にこだわり続けている点も人気の一因といえるかもしれません。

 

バスクシャツについて

漁師の作業着としてフランスで発祥。

過酷な海の上での作業に耐え得る頑丈なコットン生地にボートネックデザイン、視界の悪い船上でも目視しやすいように採用されたボーダー柄が大きな特徴です。(無地のバスクシャツもあります。)

 

ORCIVAL(オーシバル)、Le Minor(ルミノア)といった、同じくフランスのブランドによるバスクシャツもセントジェームスと並び非常に有名です。

 

愛用アイテムについて(セントジェームス ウェッソン)


現在私が愛用しているのは、こちらのネイビー×グリーンの物と、ネイビー×ホワイトの2枚。

バスクシャツは他にオーシバルの物でパネルボーダーと、無地のものを所有しています。

購入は6,7年前に買ったものから最近買ったものとマチマチですが、いずれも古着ではなく新品で購入しました。

 

OUESSANT(ウェッソン)とGUILD(ギルド)

上記写真につけたリンクはいずれもAmazonを貼っているのですが、おそらくAmazon含め、オンラインのショッピングサイトで探すと"GUILD"と表記された物が多く出てくるかと思います。

 

この違いについて触れておくと、

  • ウェッソンは日本の正規代理店で扱われた製品
  • ギルドは平行輸入製品

という理由による名称の違いが存在しています。

 

私の持っているものを上記写真で言うと、左のほうはギルド、右側はウェッソンなのですが、タグの表記以外にデザインや着心地などで違った部分は私には見つけることができませんでした

 

価格については、ウェッソンは1万円強程度が相場で、ギルドは8千円台程度が相場という印象なので、おおよそ2000円程度の価格差があります。

この価格差や販路の違いをどう捉えてどちらを選ぶかは、人それぞれお好みで良いかと思っています。

 

サイズ選びについて

加えてもう一点、気にすべきポイントしてサイズ選びが挙げられます。

サイズ展開はフランス表記で1から6まであり、ユニセックス展開となっています。

その為、メンズ展開のつもりで男性でサイズ1を選ぶと、小さくて着られない場合があるかもしれませんので、オンラインで購入する際には、肩幅や身幅、着丈などのサイズ表記を確認することをおすすめします。

 

また、セントジェームスに限らず、バスクシャツは洗濯による縮みが激しいので、最低1サイズは上げて選ぶことや、洗濯時には乾燥機を使わないようにするなどの注意は必要かと思います。

 

着用感やコーディネート写真

ここからは、現在手持ちの2枚のセントジェームスのボーダーバスクシャツを使ったスタイリング写真をいくつかご紹介していきます。

まず最初はこちら。

※記事中の商品名リンクは、過去にこのブログで紹介した際の記事リンクになっています

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ネイビー×ホワイトのボーダーを90年代のリーバイス501ブラックにタックインして、チーニーのタッセルローファーを合わせました。ベルトはブルックスブラザーズの光沢の強いものを選びローファーとトーンを合わせています。

 

サイズについては、身長181cmでこちらはサイズ4となります。

7年くらい前に買ったものなので洗濯による縮みもあり、最近のサイズ感からするとちょっと小さめに見えるかもしれませんが、本来の意味でのジャストサイズくらいかと思います。

 

次はネイビー×グリーンのボーダーで。

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バズリクソンズのM37デニムハットに、アンダーカバーのエイジング加工がされたワークパンツ、イタリア軍のセーラーシューズを合わせたスタイリングになります。

 

サイズは一番大きな6を選んでいるのと、こちらは最近買ったばかりで未洗濯なので、ゆったりとしたサイズ感になっているかと思います。

 

おまけで同じ物でもう1ポーズを。

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US ARMYのベイカーパンツに、クラークスのデザートトレックを合わせたスタイリングです。

バスクシャツは、ミリタリー物との相性が特に良いように感じているので、ワードローブにミリタリーが多い私としては非常に重宝します。

 

厚手の生地感やボートネックに特徴があるので、カットソーとしては一枚でも雰囲気を作りやすい点もポジティブな点と言えるかと思います。

 

ビジュアル的には申し分ないアイテムかと個人的には思っていますが、ネガティブな点を挙げるとすれば購入後初期の着心地です。

何度も触れている通り、生地が非常に厚手なので、購入直後は硬さやごわつきを着ていて強く感じます。

特に首回りはボートネックというデザインも相まって、ネック周りが変に折れて立ってしまったりして着心地もビジュアルも落ち着かない事が多々あります。

 

しかしながら、洗濯を繰り返すうちにこの硬さやごわつきは解消されていきますし、スポーツをするならいざ知らず、私の場合はファッション衣料として着る上では着心地を最重要視はしていないので、このデメリットはあまり気にはしていません。

 

最後に(まとめ)

というわけで、今回はメンズファッションの大定番、セントジェームスのバスクシャツ「ウェッソン」をご紹介してみました。

 

非常に普遍的かつ定番のアイテムなので、スタイリングに少し工夫を入れないと、日曜のお昼のパパ感が出てしまうところも多分にあるとは思いますが、男性のファッションにおいては、こういった定番的なアイテムをうまく着こなす所に奥ゆかしさがあるように思いますので、今後も買い足しながら愛用し続けていきたいと思います◎

 

ちなみに、Instagramでは毎日コーディネートをアップしているので、そちらも合わせてチェックいただけると嬉しいです。

 

それではまた◎

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