Tiny Style Salon

定番ブランドや古着を中心に、30代40代の大人のメンズファッションに使えるアイテムの紹介、スタイルの提案をしていきます。

おしゃれは誰のため?【オンラインサロン内コラム紹介】

月4月1日より『オトナカジュアルスタジオ』というオンラインサロンをオープンした事は先日の以下の記事でお知らせさせていただきました。

ただ、オンラインサロンというものの性質上、「何をしているのか分からない」、「ちょっと怖いかも...?」ともどうしても感じさせてしまうかと思いますので、今回はサロン内で投稿しているコラム記事を一つ、こちらのブログでも公開させていただきたいと思います◎

 

ちょっと文体などはユーモア増量気味になりますが、暇つぶし程度でも読んでみていただけたら嬉しいです。

 

おしゃれは誰のため?

人はなぜ、おめかしをするのでしょう…?

異性ウケ、男性であれば女性に良い印象を与えたい、つまりモテたいという要因はひとつ確実にあるのでしょう。

この「モテたい。」をおめかしやオシャレをする最大にして唯一の理由とする意見もありますが、となればこれには少々異論があります。

この議論をする際、
「じゃあ、この世に男しかいなくってもオシャレをするのか?」
という問いをフィニッシュブロウのように放たれるのが常ですが、心の底から私は
「YES◎」
と言います。

無論、YESという返しだけでは【実は女性にモテたいからオシャレしてる罪】の容疑は晴れません。
なので、すかさずこう言い加えます。

「では、頑なに他人を自宅に入れず、写真すらSNS等にアップしない人は、何を以って家具などインテリアを選んでいるのか?」
と。
自分で選んだ好きなテイストの家具や雑貨に囲まれて、自分だけでそれを楽しみ満足するというのは不思議に思う方は少ないような気がします。

また、私の場合であれば、レコードを月に10万円以上買っている時期が10年間前後過去にありましたが、DJでも全く使わず、持っていることをいちいち披露していないレコードのほうが大半でした。
理由はもちろん、自分が聴いて楽しんでいただけだからです。

映画やライブのチラシも、誰かに一度も見せたことはありませんが、集め続けています。

まあ、『集める』となるとコレクションの領域なので少し論点がスライドしてしまう感は否めませんが、インテリアのように完全自己満足でファッションを嗜むという例えが一番ニュアンスが近いのかもしれません。

もっと言えば『女性にモテたい』のであれば、ヴィンテージだったりアメカジテイストの服はそもそも着ないでしょうし、ヒゲも即座に刈り上げるでしょう。笑

これは次のコラムででも書ければとも思いますが、私なりにこれまで親しくした女性や女性の友人知人からリサーチした結果、「おおよそ女性はこんなファッションを好む」という傾向やNGアイテムは割とクリアになっています。
そして現在の私のファッションの傾向は、そこからはだいぶファーサイドです。苦笑

ですので、自分の場合には以下の問いこそが究極の質問です。
「自分以外に人間がいなくてもオシャレをするのか?」
ファッションという概念を知っている状態でそうなれば、暇つぶしや娯楽的にめかし込む事はあるかもしれませんが、流石に基本的にはオシャレはしない気がします。笑

そんな深いようで子供っぽい「おしゃれは誰のため?」というお話ですが、じゃあなぜそんな戯言めいた話を書いたのか?

「スタイリングで特に大事にしている事は?」
という問いにいつも即答している回答をまずはお聞きください。
「TPOです。」
長くなるのでここでは割愛しますが、そう思ったきっかけが10代の頃にありまして、変わらず今もそう思っています。

このTPOには「誰に会うか。」も含まれます。

「女性にモテるためではない。」とは書きましたが、事前に会う事がわかっていれば、その女性に好印象を与える(モテる)為にその日のスタイリングを考える事は全然あります。

ざっくりめに言えば、男性しかいない場に行く時と、女性もいる場に行く時では着ていく物の考え方は変わります。

ヴィンテージやアメカジテイストは男性ウケはすこぶる良いです。これはその人のキャラクターも関係するはずですが、自分の場合には更にレザーなど男っぽいアイテムや無骨なテイストのファッションだと尚更です。

一方女性ウケでいうと、そのファッションでは「オシャレ」とは思ってもらえたとしても、「素敵💘」とファッションで思ってもらうのは難しいと考えています。

いずれにせよ、「他人に自分をどう思ってもらうか。」という演出としてファッションは強烈に有効です。

自己満足・自己完結ではありつつも、他者の目があって成立するものでもあるので、「誰のため?」と聞かれれば自分のためではありますが、その一歩前には「そのファッションはその日誰に見られるのか?」がある事は、常に念頭に置いていて損はないのではないでしょうか。
(カズレーザーや井脇ノブ子議員のように特殊なキャラクターでブランディングをする場合を除けば💧)

もちろん、自己満足は大前提的にベースにあるので、会う相手含めTPOに応じて“寄せ”はしますが、自分の好みやテイストの範疇での事ですが。

こんな感じでコラム記事に関しては、最低週1ペース(今の所は週2,3回ペース)で更新していたり、次の洋服作りやスタイリング診断、別注ブラックデニムパーカーの送料サービスなどもあったり、ご意見いただければどんどん取り入れてフレキシブルに運営していきたいと思っていますので、気楽な感じでメンバー参加くださったらとても嬉しいです◎

lounge.dmm.com

 

ちなみに、インスタグラムでは毎日コーディネートをアップしていたり、オンラインサロン『オトナカジュアルスタジオ』もオープンしましたので、そちらも合わせてチェックいただけると嬉しいです。別注したブラックデニムパーカーも完成しています◎

※各リンクはこちらから→ https://linktr.ee/tiny_yagihashi

 

それではまた◎

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