レイヤードのしやすい気温になってきた今日この頃ですが、皆さんはベストって活用されていますでしょうか?
ジレとかチョッキとも呼ばれるアレです。
私はというと、20数年前に遡って中学生の頃に、ダウンベストやキルティングベストを着ていた以来、記憶の上では着ていなかったように思います。(記憶上なので、ちょろちょろ何か着ていた可能性はありますが。汗)
そんな私なのですが、昨年急に「ベストが着たい!」とベスト熱にうなされまして、そんなベスト熱を下げるべく、2着ほど購入していましたので、今日はそのうちの1着を使って【ベストのススメ】をしていきたいと思います◎
着用スタイリング(4コーデ)
今回は早速、着用したスタイリング写真から話を進めていきます。
まずはプレーンにカットソーの上にベストを羽織ったシンプルなものを。
※記事内のアイテム名のリンクは、過去に紹介した記事リンクになっています
ナイジェル・ケーボンのオリーブカラーのカットソーにベストを羽織り、Leeの101Zにレッドウィングの半円犬タグのアイリッシュセッターを合わせたアメカジマナーなスタイルです。
このベストはTHE LETTERSという日本のブランドの物なのですが、買う時までこのブランドは知らずでして、単純に製品自体がちょうど欲しいテイストだったので購入しました。
(音楽畑の私としては、THE LETTERSというと70年代のパワーポップバンドを思い出してしまいます。汗)
続いてはこちら。
先ほどと同じカットソーとベストの上から、Leeのヴィンテージのカバーオールを羽織ったスタイリングです。レザートートバッグはSLOWのものを。
今度はベストのボタンは全て留めて使っています。
アメカジ的、と言いますか、もともとデニムジャケットのインナー使いでベストを使いたいという意識が強かったので、ここからもデニムカバーオールと合わせたスタイリングが続きます。
今度はOrSlow(オアスロウ)の40'sカバーオールを使って、ベストの中にはデニムシャツを入れて、ややかっちりとさせたアメカジスタイルになります。
リネン素材であることや、カラーなどから、デニムなどのカジュアルアイテムとも、上品なアイテムとも合わせやすいので、比較的汎用性の高いベストと言って良いかと思います。
最後も同じくデニムシャツやカバーオールを使いつつ、パンツもジーンズにしたデニムオンデニムなスタイリングで。
ジーンズは無印良品の物を、シューズはクラークスのデザートトレックで。
ベストを挟んでいなかったら、かなりゴリゴリのアメカジデニムおじさんですが(それはそれで好きですが)、やはりベストがあるだけで上品な印象がかなり増すかと思います。
ベストのメリット・デメリット
ベストと一口に言っても、様々な素材やデザイン・用途の物があるので、メリットデメリットはそれぞれ異なるかとは思います。
最初に「20数年ぶりに」と書きましたが、私がしばらく着ていなかった理由は、ざっくり言ってしまえば「めんどくさい。」コレに尽きますし、強いてベスト全般のデメリットを挙げるとすれば、これと同じかもしれません。
「脱ぎ着がイージーなので体温調整に良い」という点が、一つメリットや特徴として挙げられると思いますが、私個人的には「だったら袖のある服を脱ぎ着すれば良い。」と思ってしまうところがあり、ベストというアイテムは機能や快適性ではなく、完全にファッション的に必要かどうかで捉えていました。
この考えは今もおおよそ同じく持っているので、昨年ベストが着たくなったのは、完全にベストを使ったスタイリングを楽しみたいというファッション面だけの理由になります。
その点でいうと、先ほどご紹介したスタイリングでも分かる通り、カジュアルなスタイリングにベストを挟むだけで、ずいぶんと印象が上品だったり大人っぽくまとまりますし、カジュアルスタイリングに取り入れている方はそう多くはいないので、差別化が生まれてこなれた印象も与えてくれるのは、大きなメリットのように感じます。
最後に(まとめ)
今回は、「デニムウェアに合わせる為のベスト」という購入目的が強めのチョイスだったので、スタイリングとしてはデニムと合わせた物ばかりになってはしまいましたが、ある意味究極的にカジュアルなアイテムであるデニムウェアを「大人っぽく上品に着こなしたい。」という方にはうってつけと言えるアイテムかと思います。
ちなみに、Instagramでは毎日コーディネートをアップしているので、そちらも合わせてチェックいただけると嬉しいです。
それではまた◎
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