タウンユース可能な防寒アウターと言えば、ダウンジャケットが真っ先に挙げられると思いますが、ダウンジャケットと遜色のない防寒・保温性能に加え、より軽くて扱いやすいウェアとして個人的に最もおすすめしたいのがPATAGONIA（パタゴニア）のDAS PARKA（ダスパーカ）。
パッと見ただけではそれほどまでに暖かそうには見えないのですが、実際に着用すると驚くほどの保温性があり、東京ならスウェットの上にダスパーカを着る程度でも越冬可能なほどです。
PATAGONIA（パタゴニア）のDAS PARKA（ダスパーカ）について
商品名のDASとは『Dead Air Space』で、高品質・高性能で名高いパタゴニアのラインナップの中でも、その防寒性能はトップクラスとも言われ、90年代にはタウンユースのファッションアイテムとしても高い人気を誇った名品です。
1992年にビレイ用パーカとして誕生して以降、マイナーチェンジを重ね根強いファンを持つ人気アイテムでしたが2016年に廃番に。
しかし、今年2020年により高機能にモデルチェンジをする形で復活した事も話題となりました。
タウンユースのファッションアイテムとしてここでは取り上げているので、アウトドアギアとしての詳しいスペックの記述はここでは避けますが、一見ダウンジャケットのようにも見える中綿は化繊インサレーションが使用され、軽量かつ高い保温性を実現しています。
表地素材はリップストップナイロンが使用され、濡れても保温性を損なわず、破れても中綿が飛び出しにくいという特徴もあるそうです。
愛用アイテム（DAS PARKA（ダスパーカ））
年代毎にディテールやカラー展開が異なるダスパーカですが、こちらは５年程前に古着で購入したもので、詳しく分からないのですがおそらく2000年代前半のものかと思います。
Mサイズになりますが、身長181cm、体重74kgの私でもジャストサイズくらいで着用可能です。
復活後の現行モデルは更に軽量で機能的なアップデートがされているそうですが、デザイン面はかなりアウトドア寄りになっているので、好みにもよりますが普段使いをするのには昔のモデルを古着で探す方が良いかもしれません。
デザイン的には左胸周りのラウンドしたシームが特徴的ですが、単色のものであれば比較的落ち着いた印象で使い勝手も良く、何より着用してから暖かさを感じるまでの速度が非常に高いです。（私の体感だとダウンジャケットよりもすぐに暖かくなります。）
また、表地は薄手のナイロンで中綿もさほど厚みがある訳ではない為、着心地は軽くて柔らかで動きやすい点が何より重宝します。
冬も本格的になってくると、その暖かさと着やすさから、ついついダスパーカばかり着てしまうくらい。
という訳で、ファッション性と高い保温性・動きやすさを備えた非常に使い勝手の良いアイテムなので、真冬のアウターにお困りの方は是非候補に加えてみてください。
それではまた◎
