Tiny Style Salon

定番ブランドや古着を中心に、30代40代の大人のメンズファッションに使えるアイテムの紹介、スタイルの提案をしていきます。

英国製DR.MARTENS(ドクターマーチン)3ホールで適度なドレス感を【古着】

ーツやレザーを好んで良く買ったり履いたりするのですが、以前ご紹介したレッドウイングのポストマンと並んで良く履いている、DR.MARTENS(ドクターマーチン)のイギリス製の3ホールを今回はご紹介します。

 

非常に汎用性が高く使い回しやすい一足なので、私同様、ここで紹介せずとも好んで履かれている方も多いと思いますが、何枚かコーディネート写真も載せてみますので、読んでいただけたら嬉しいです。

 

 

DR.MARTENS(ドクターマーチン)について

ドイツ人軍医師のクラウス・マーチン発案のブーツにルーツを持つ1960年創業のイギリスのシューズブランドで、当初は労働者階級向けのワークブーツとして認知をされる中、70年代に入るとパンクやロック系ミュージシャンが愛用し支持を集めるようになり、以降は英国を象徴するファッション・アイテムとしてステータスを確立しました。

 

レザーシューズらしからぬ歩きやすさを実現した高いクッション性を持つ"エアクッションソール"や、柔らかくツヤ感の強いナッパレザー素材のアッパー、アイコニックなイエローの糸によるステッチングが特徴的です。

 

1990年代後半までは、Air Wair社製とホワイト社製の2社で製造が行われていたり、2003年にはイギリス国内での生産が終了するなどもあり、現行モデルも変わらぬ人気を保つ一方で、"MADE IN ENGLAND(英国製)"にこだわりを持つ愛好家や、花柄やパイソン柄といった豊富なデザインを収集するコレクターまで、長きにわたり多くのファンを掴んでいます。

 

愛用モデル紹介(DR.マーチン 3ホール イギリス製)

ドクターマーチンは8ホールを長らく愛用していて、現在も8ホールはブラックとブラウン系の2足を持っているのですが(スニーカーも1足あります)、3年ほど前に初めて3ホールを購入しました。

 

古着屋で買ったもので、価格は1万円前後程。

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10年くらい前までは、レザーシューズというとレッドウイングを買うことが圧倒的に多かったのですが、あるタイミングからそれが逆転しまして。

 

というのも、これは私だけかもしれませんが、ドクターマーチンって「安い靴」というイメージをずっと持っていて、昔はこのツヤの強いアッパーを「安っぽい」と感じてしまう部分があり、食指が動かずで。

 

そんな中、ふと8ホールを10年ほど前に買ってみたら思いの外デザイン的にも使いやすく、履きやすさも抜群なので、一時期はマーチンの8ホールばかり履いている時期もありました。

 

しかし年齢がアラフォーに差し掛かってくると、「8ホールはちょっと若々しくて使いにくいかも。。。」と感じるようになり(マーチン自体に若いイメージも少し持っていたのもあり)、使用機会が減ってきていたのですが、そこで出会ったのが3ホールでした。

 

8ホールのような編み上げブーツに感じ始めていた若々しさでしたが、「3ホールであればアラフォーでもしっくり大人っぽく履けるかも?」と思い立って見つけたのが現在愛用中の一足。

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現行の物でも良かったのですが、周囲の友人が英国製をやたらと勧めてくるので、それではどんなものかと英国製を探して買ってみたというわけです。

見えにくいですが、"MADE IN ENGLAND"の表記がソールやシューズの内側にあります。

 

現行の物はタイランド製となりますが、アッパーに使用されるレザーの種類やその裏側の処理、レザーのフチのパイピング処理の有無や、ソールの厚みや色味などに英国製との違いがあります。

 

とはいえそのほとんどは微細な違いなので、実際に使用していて気になるような物ではないと私は考えていますが、レザーの質感については英国製の方が厚みがあってレザー感が強いと言いますか、よりラギットな印象を受けました。

 

DR.マーチン 3ホール着用コーデ

3コーデだけになりますが、マーチンの3ホールを使ったコーディネート写真を。

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ユニクロの+JのニットにLEEのスキニーブラックデニムというスタイルに。

特にレイヤードもしていないシンプルなスタイルなので、問題なくフィットすると思います。


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こちらはLONDON TRADITIONのダッフルコートに、ラルフローレンのツープリーツチノで。 

足元をレザーシューズにしているお陰で、キャップでもバランスが崩れすぎずに済んでいるのかなと。マーチン特有のツヤ感も役立ってくれています。

 

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BLUE BLUEのインディゴ染めのシャツに、チャンピオンのこれまたインディゴ染めのリバースウィーブをインナーに、更にそのインナーに鎌倉シャツのインディゴ染めという我ながら攻めすぎた上半身。苦笑

パンツはアメリカ軍のベイカーパンツを。

 

上半身がワークとかスポーツ感があるので、下半身をミリタリー風にしたいわゆるMIXコーデ的なスタイルです。

これも例えば8ホールだとミリタリー野郎になり過ぎてしまうので、3ホールなら成立するのかなぁと思いまして。

 

やはりこの独特のツヤ感のお陰で、ワークやミリタリーなどカジュアル感が出過ぎずに、スニーカーに近い履き心地でドレス感を加えられるというのが最大の魅力かなぁと改めて感じました。

8ホールも使い方次第ではアラフォーだろうとしっくり履くことはできると思いますが、スタイルを選ばず使い回すという意味では3ホールを強くオススメしたい所です。

 

という訳で、今回は大定番のレザーシューズ、ドクターマーチンの3ホールをご紹介してみました。

ちなみに、かなりの余談ですが、私の体感だと女性からの人気が非常に高いブランドなので、基本的には女子ウケがかなり良いレザーシューズだと思いますので、"モテ"を意識される方には特にオススメです。笑

 

それではまた◎

   

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