トラディショナルなメンズカジュアルスタイルを語る上で欠かせない大定番、BARACUTA(バラクータ)のG9。
以前先に、愛用品のG4のご紹介をしましたが、今回は大本命のG9の愛用品をご紹介していきたいと思います。
BARACUTA(バラクータ)について
ジョン・ミラーとアイザック・ミラーの兄弟により、1937年にイギリスのマンチェスター郊外のオールドトラフォードで誕生したアパレルブランド。
英国陸軍支給用のジャンパーをベースに防風・防水加工を施したゴルフ向けジャンパーは通称「G-9」と呼ばれ、スイングトップの原型として知られています。
ブランドのアイコン的な柄である裏地に使用されるフレイザー・タータンも大きな魅力。
著名人の愛用者も多く、スティーブ・マックイーン、エルヴィス・プレスリー、フランク・シナトラ、ジェイソン・ステイサム、高倉健などが着用した事でも有名です。
BARACUTA G4について
[バラクータ] BARACUTA G9 クラッシック ハリントンジャケット
ドライビングジャケットとして作られたG4に対し、G9はゴルフジャケットとして開発されました。
特徴は運動性を重視した裾や袖口に入ったリブ。
ドッグイヤーカラーと呼ばれるチンタブが一体になった襟や、サイドのフラップポケット、動きやすいラグランスリーブはG4と同様の仕様となっています。
このG9がスイングトップの原型となっているだけに、今やデザイン的には大きく目立った点は無いようにも思えますが、雰囲気や上質さはオリジナルとなるバラクータでしか味わえないものがあります。
着用コーデ・使用感
すでに記事にしていたG4から、割と間を開けずに購入したので、こちらも3,4年ほど前の購入となります。
古着で1万円前後ほどだったかと思いますが、現行の新品だとG9と同価格帯の3〜4万円ほどで購入が可能です。
着てみるとこんな感じ。
カラーはブラックで、裏地の赤いフレイザータータンがひときわ目を引きます。
インナーにはブルックスブラザーズのコットンニット、その中には同色のポロシャツを入れてみました。
身長181cmでサイズは40なので、いわゆるジャストサイズという感じです。
ライトアウター的にも着回せるG4に対し、短丈でリブの入ったG9は完全にブルゾンですね。
こちらはインナーにヘインズのポケット付きTシャツを入れたシンプルなスタイリング。
パンツはLeeのスキニーデニムを合わせていますが、インディゴジーンズと革靴を合わせた更に王道なスタイリングでもしっくりくるかと思います。
最後はハーフジップセーターを入れたスタイリング。
カジュアルアイテムではありますが、非常に大人っぽい印象があるので、足元にスニーカーを合わせてもバランスが崩れにくい点が非常に使いやすいです。
G4同様、Tシャツなどカットソーの上に羽織るだけでもサマになりやすいアイテムなので、非常に着まわしやすいアイテムかと思います。
また、私はG9、G4共に古着で購入しましたが、経年変化で擦れや色落ちが出てきても、むしろ雰囲気が増して楽しめる点も大人のカジュアルウェアとして非常に優れています。
リブのある短丈になるので、インナーの丈感を気にしなければならないという点でいうと、着まわしやすさとしてはG4が勝りますが、こちらのG9はより大人っぽい雰囲気があるかと思います。
最後に(まとめ)
という訳で、今回は大定番アイテム「バラクータG9」をご紹介いたしました。
G4の時にも書きましたが、3,4万円でハイクオリティなオリジンとなる定番アイテムが手に入れられるので、非常にコスパの良いアイテムかと思っています。
スイングトップ自体がトレンドアウトしたとしても、バラクータのG9というアイテム自体には普遍的な魅力がありますので、10年20年と長く愛用できる事を考えても、一着持っておいて損は無いので是非お試しになってください。
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