カーディガンがトレンドに立ち上がっている中、着こなしの変化球として前回はアウター使いについて触れましたが、今回はまた別のアプローチの変化球を。
今回はガウンを取り上げてみたいと思います。
カーディガンのようにばさっと羽織るだけなので、ステイホームやテレワークの浸透による、ルームウェアやワンマイルウェアへの需要や注目が高まっている昨今の気分も反映できるアイテムではないかなと感じています。
【目次】
ヴィンテージのガウンを使ったスタイリング
オンブレチェック柄 膝下丈のロングガウン
デザイナーズなどでも見つけることはできますが、今回は古着のガウンを使ったスタイリングを４つほどご紹介いていきます。
まず一つ目はこちら。
膝下まであるロング丈に、グリーン系のオンブレチェックがとてもインパクトの大きなロングガウンです。
これだけ印象の強いガウンであれば、そのほかはスウェットにジーンズ程度でもサマになるので、勇気の一歩さえ踏み出されば、スタイリングの難易度的には初心者向けと言って良いくらいかもしれません。
こちらのガウンは派手さが強いですが、デザイン的にはステンカラーコートに近いので、無地やトーンを落とした生地であれば、ほとんどの方が抵抗なく使えるのではないでしょうか。
価格も古着であれば1〜2万円程度で購入できると思うので、冬用のアウターと考えるとコスパも非常に良いのが魅力です。
民族柄のニットガウンを使ったスタイリング
ボーダーTとコーデュロイパンツを合わせたワントーンコーデ
ここからは70年代の民族柄のニットガウンを使ったスタイリングを３つご紹介していきます。
ガウンの定義的には"膝下丈"と考えた方が良いかもしれませんが、フロントにボタンやジップなど留めるパーツがなく、ショールカラー（へちま襟）デザインという点はガウンと呼べる範疇かという事で、ここではガウンと解釈させて頂きました。
着丈は一般的なカーディガン程度なので、使い方としてはカーディガン感覚で差し支えないかと思います。
特徴的なショールカラーとトライバルな模様の相性も良く、一点でも着こなしの大きなポイントになってくれます。
ブーツカットジーンズ(Levi's 517)と合わせた70年代風コーデ
続いては白Tシャツとジーンズでシンプルに合わせています。
ジーンズはブーツカット(リーバイス517)を使って、このニットガウンの年代とも合った70's調のスタイリングに寄せてみました。
足元にはブランドストーンのサイドゴアブーツを使っています。
最初のロングガウン同様、ガウンの主張が強いので、そのほかはシンプルで定番的なアイテムを合わせるだけで十分こなれた印象は出せると思います。
スウェットパーカーをインナーに入れたスタイリング
最後はよりカジュアルにスウェットパーカーをインナーに入れてみました。
オフホワイト〜ベージュトーンで統一してニットガウンの柄を立たせたスタイリングにしています。
スウェットパーカーを合わせると、ワンマイルウェアや休日スタイルとして、よりこなれたリラックス感が作れるので、ラフな服装がお好きな方には特にオススメな着こなしかもしれません。
最後に（まとめ）
というわけで今回は"ガウン"を使ったスタイリングをご紹介してみました。
言葉だけ聞くと、ダンディなおじさまの部屋着のようなイメージかもしれませんが、ファッションアイテムとして非常に有用なアイテムだと思いますので、古着屋さんなどで見かけたらぜひ一度袖を通してみてください。
ちなみに、Instagramでは毎日コーディネートをアップしているので、そちらも合わせてチェックいただけると嬉しいです。
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