先日書いたクラークスのデザートトレックと並んで、カジュアル過ぎずキメ過ぎにもならない塩梅の良い足元として重宝しているのが、このRED WING(レッド・ウィング)のPOSTMAN(ポストマン)。
その名の通り、アメリカの郵便局員が履くようになり、愛称として「ポストマン・シューズ」と呼ばれるようになったという由来を持っています。
つまり、"歩きやすいレザーシューズ"という訳で、「コーディネートとしては革靴を合わせたいけど、今日は少し歩きそうなんだよなぁ。」みたいな時には大活躍してくれます。
RED WING(レッド・ウィング)のPOSTMAN(ポストマン)について
アメリカでは軍人や警察官、郵便局員などの制服を着て働く公務員用の靴を「サービス・シューズ」と呼んでいます。
そんなサービス・シューズとして1954年に生まれたのがレッドウィングのポストマンでした。
発売当初は「ポリスマン、ポストマンまたステーションオフィサー(駅員)用の靴」とされていたそうですが、のちにアメリカの郵便局(USPS)に採用される事となり、以降全米の郵便配達員が履く事となりました。
レザーシューズでありながらも、クッション性に富んだ柔らかいラバー製の厚いソールにより、足元への負担が軽減され疲れにくいシューズとしてその人気は一般にも広がっていきました。
デザイン面でもその評価は高く、フォーマルにもカジュアルにも合わせやすいシンプルで美しい光沢のあるアッパーは大きな魅力の一つだと言えます。
愛用商品(70s Used レッドウィング ポストマン)
愛用中なのが、写真のブラウンレザーのポストマン。
3年くらい前に古着屋で購入したユーズドになるのですが、おそらく70年代のものだそう。
価格は運よく(?)1万円ほどで買うことができました。
アッパー外側のサイドに緑色のタブの有無や、シューズ内側の刻印などである程度の年代の判別ができるそうです。(現行品には緑タブが付きます)
購入時は更に状態は良かったのですが、かなり履き込んでいるのでアッパーは少々擦れなども目立ってきましたかね。汗
ソールは特にカカト部分に厚みがあるラバーソールで、スニーカーにも近いカジュアルな履き心地があります。
ジーンズなどでアメカジっぽく合わせるのも悪くありませんが、こんな感じでちょっと小綺麗にワントーンのコーディネートで履く事も最近は多いです。
自分の愛用しているものは、古い年代のものというのもあり、小まめにオイルやクリームを入れないとカサつきが目立ってしまうのですが、その手間も含めて愛着が湧くというもの◎
今手持ちの革靴が茶系が多く黒をあまり持っていないので、今度は現行のブラックを新品で購入したいなと狙っております。
アメカジ好きな方だけでなく、どんなファッションでも使えるデザインだと思いますし、価格も4万円未満と革靴としては買いやすい価格帯なので、汎用性の高い革靴をお探しの方はぜひ候補に入れてみてください。
それではまた◎