ひと昔前までは、"大人の"とか"ビジネスシーンで"といった枕詞がついてまわっていた『ステンカラーコート』。
近年はすっかりファッション衣料として定着し、大人に限らず若年層まで、ビジネスシーンに限らず普段着として活用され、抵抗のある方もかなり少なくなっているかと思います。
以前このブログでは、バーバリーのステンカラーコートをご紹介しましたが、今回はロング丈のコットンツイル生地を使ったワークテイストのステンカラーコートをご紹介したいと思います。
愛用アイテムについて(BIGBILL ツイルオーバーサイズコート)
愛用中なのが、BIGBILL(ビッグビル)というカナダでシェアNo.1を誇るワークウェアブランドの物で、コットンツイル生地を用いたオーバーサイズなステンカラーコートとなります。
インスタでアンバサダーとしてご提供いただいたものになりますが、このアイテムは全ラインナップから自分で選んでいますし、私の普段のスタイリングとの親和性も高いと思いますので、PRとして書いていない事を念の為お伝えしておきます◎
着用コーディネート(4点)
今回は着用スタイリングを4種類、ご紹介していきたいと思います。
割と使用アイテムが被らないように散らしているので、お好みのものがあれば幸いです。
まず最初はこんな感じで。
※記事内のアイテム名リンクは、過去に紹介した記事リンクになっています
ユニクロUのスウェットカーディガンを挟んで、ルーマニア軍のスリーピングシャツにヘンリーネックを入れて、カラージーンズにブランドストーンのサイドゴアブーツを合わせました。バッグはエルベシャプリエですね。
全体としては、コートの色味に合わせて、カーディガンやパンツやバッグなどは淡めの色でニュアンスを寄せつつ、ベレー帽とブーツの色だけ強めて全体を締めました。
アイボリーに近いベージュカラーのコートで、コットンツイルなので厚みやザラつきを感じるUSワークテイストを強く感じます。
汚れの気になりそうな色には見えるかと思いますが、ガシガシと洗える生地ですしむしろ汚れたりヨレたりしてからが、このコートの本番だとさえ個人的には思っています。笑
なので、バーバリーやマッキントッシュなどのドレスマナーな物とは、大きく異なる特徴や使い勝手になってくるかと思います。
二つ目はこちらで。
知り合いがやっているSunny & Co.のデニムパーカーに、ユニクロのレディース3XLのボーダーTを入れて、バリーブリッケンのチノパンにZDAのスニーカーを合わせたベージュトーン中心のスタイリングです。
素材感の近いチノパンを合わせましたが、ややパンツの方がトーンが重いことや光沢感が強い事で、変にセットアップ感が出たりはしていないかなと思っています。
ちなみにこれはあくまでマイブーム的にはなりますが、レイヤードが見えやすく感じることもあって、コートやジャケット類でもオープンカラーっぽく着たいので、このコートもそんな感じで使うことが多いです。
三つ目はミリタリー色を強めで。
ビームスプラスのカモフラ柄のシャツを挟んで、チェコ軍オーバーオール、ボーイスカウトシャツ、50年代のUS ARMYのカットソー、そしてヘンリーネックTを重ねています。
かなり大量に重ね着をしていますが、ゆったりとしたオーバーサイズのコートなのでこの量の重ね着も可能でした。
スタイリングとしては、ミリタリーアイテムやオリーブカラーばかり使っているので、コートとスニーカーによって、サバゲーアーミー野郎から普段着としてのバランスをとりました。
最後の4つ目はこちらで。
CA4LAのレザーキャップに、フィッシャーマンセーターとワークシャツをレイヤードして、ラルフローレンのブラックウォッチ柄のパンツを合わせています。レザートートはSLOWのものを。
セーターやパンツに少しクセがありますが、キャップとワークシャツとスニーカーは色味を統一し、セーターの色はパンツのチェックの色を拾わせて落ち着けています。
絶対。という事では全くありませんが、丈がある程度長めのコート類は、ベースボールキャップと合わせるとバランスを取りやすい上、こなれ感も作りやすいかと思います。
最後に(まとめ)
そんな感じで今回はコットンツイル生地のステンカラーコートをご紹介してみました。
私の場合は、スタイリングそのものを楽しむ目的でスタイリングをしているので、合わせ方や重ね方など、ややトリッキーだったりもしますが、インナーはカットソーを入れてスラックスやチノパンを合わせるだけでも大いに成立するかと思います。
むしろ、その方が広く一般的には好評なくらいかと思いますので、私のスタイリングからは引き算して頂いた上で、ご参考にしていただけますと幸いです◎
ちなみに、Instagramでは毎日コーディネートをアップしているので、そちらも合わせてチェックいただけると嬉しいです。
それではまた◎
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